2013年11月5日火曜日

富江

富江

川上富江は、長い黒髪、妖しげな目つき、左目の泣きぼくろが印象的な、絶世の美貌を持った少女。性格は傲慢で身勝手、自身の美貌を鼻に掛け、言い寄る男達を女王様気取りで下僕のようにあしらう。だが、その魔性とも言える魅力に、彼女を目にした男達は皆、魅せられてゆく。

やがて富江に恋する男達は例外無く次第に彼女に異常な殺意を抱く。ある者は富江を他の男に渡さず自分が独占したいが為。ある者は富江の高慢な性格に挑発され。ある者は富江の存在の恐怖に駆られ彼女を手に掛ける。

しかし、富江は死なない。何度殺されても甦る。身体をバラバラに切り刻もうものなら、その肉片一つ一つが再生し、それぞれ元と同じ風貌と人格を備えた別々の富江となる。たとえ細胞一つからでも、血一滴からでも甦り、富江は無数に増殖してゆく。そしてその富江達が、また男達の心を狂わせてゆく……。

これは、そんな魔の美少女・富江と彼女に関わる事で人生を誤る男達、そして彼らを取り巻く人々の人間模様を描いた物語である。

絵が怖いです
あの独特絵

あと、ストーリーも怖い
ですね
何もかわからず正体不明の美少女

男を狂わせる最後は殺され

分裂して再生する
怖いと思いながらも何度も読んでしまう






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